同月坊で遊んでいた時には気づかなかったが、興奮が去ると、すぐ体に影響が出た。商細蕊は尻が痛くて数日間芝居を休んだ。小来が老鶏の疙瘩湯を作ってくれた。
程鳳台は商細蕊の家に毎日来て世話を焼いた。商細蕊は疙瘩湯を食べながら、程鳳台が行ったり来たりするのを見て思った。なぜ自分は芝居を休んで尻の養生をしなくてはならないのか。特にやらなくてはならないこともなかったので、彼は一日中休んでいた。
商細蕊の視線は程鳳台の腰のあたりをぐるぐる回った。すいとんを一口食べて、商細蕊の視線は程鳳台の尻のあたりをぐるぐる回った。程鳳台が服を脱いだところを想像すると、商細蕊の心は熱くなった。
商細蕊はベッドで楽しければ何もこだわらない。しかし彼も男だ。男なら、優位に立ちたいと思うことは避けられない。特に愛する人に対しては。
商細蕊は心の中で、これを一度リハーサルしてみた。考えれば考えるほど、実現可能で、面白そうで、思わずこっそりうなずいた。程鳳台が彼の下でどれほどうっとりするか考えて、彼は楽しそうに笑った。
程鳳台は自分の危機にまるで気づかず、屈んで彼の頭に触った。「そんなに楽しい?食べながら私を見て笑って」
商細蕊は顔を上げて馬鹿みたいな笑顔を見せ、目がなくなるほど笑った。
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